ikeの日記

しがない研究者の雑記。

Asian PolMeth & SPSA

年明けから学会2つで報告をしてきた。

まずは1月5日~6日に京都で行われたAsian Political Methodology Meetingという政治学における計量分析方法論に関する学会でポスター報告をした。
名前から想像できるようにかなり小規模な学会なのだが、その道の専門家が多く参加していたため、いくつか有益なアドバイスをもらうことができた。
ポスターの位置が、人が来ない(というか気づかれにくい?)部屋のかつ隅だったのが恨めしいが…。

そして1月17日~19日にテキサス州オースティンで行われたSouthern Political Science Meetingで、単著と共著をそれぞれ1つずつ報告をした。
SPSAは政治学でもかなり「ゆるい」と評判(?)の学会で、自分が参加したパネルでもなかなかペーパーが共有されなかったり、ドタキャンする報告者がいたりと、何だかなと思うことも多かった。
ただ、特に単著の方はかなりよい討論者にあたったこともあり、個人的にはよい学会だったと思う。

今回は報告だけでなくいくつか収穫もあった。
まずはある程度ネットワーキングできたこと。京都でもオースティンでも、懐かしい人と話すことができただけでなく、いろいろな人と知り合うこともできた。
引っ込み思案な性格でなければ、よりこの機会を有効活用できたのかもしれないが…。

もう1つは、報告のやり方について勉強になったことだろう。
自分は報告が下手で、Asian PolMethのポスターでは「何が新しいの?」という質問を食らったり、SPSAの報告ではオーディエンスを見ないで話してしまったりと結構散々な出来だったわけだが、こうした点について指摘やアドバイスをもらえて非常にためになった。
また、他人の報告をいくつか見たことで、少なくともプレゼンにおいて「何をしてはいけないか」を知ることもできた。
今回得た経験を、次回以降に生かしていこうと思う。

ちなみに、学会に行く1つの楽しみは観光や食事である。
京都では時間がなかったが、オースティンでは観光とはいかなくても食事はそれなりに楽しむことができた。

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↑これはGus'sという南部風フライドチキンのレストランでの写真。それ以外は食べることに集中していたので写真は撮っていない 笑。